親愛なる祈りの家族のみなさん。
神はいやし主であって、どんな問題をもいやして私たちを回復させてくださいます。それが肉体の病であってもいやしてくださいます。心の病もいやしてくださいます。家庭の問題も、人間関係の問題でも、経済的な問題でも、神はどのような問題であっても、私たちがもとの健康な状態になることを願っていやしてくださるのです。問題のあるところには神のいやしのわざも働いているのです。
「もし、あなたがあなたの神、主の声に確かに聞き従い、主が正しいと見られることを行ない、またその命令に耳を傾け、そのおきてをことごとく守るなら、わたしはエジプトに下したような病気を何一つあなたの上に下さない。わたしは主、あなたをいやす者である。」(出エジプト記15章26節)
このことばはイスラエルの民族がエジプトの奴隷から開放されて約束の地に向かって荒野の旅をし始めた頃、神が約束してくださったことばです。彼らが神の教えに従っている限り主は彼らのいやし主となってくださるという約束です。けれども、イスラエルの民族は荒野を旅する間、何かが起こるごとに不平を言い、神の約束を忘れてつぶやきました。そのたびに神の怒りをかい、災いがますます大きくなり、何度も悔改めなければなりませんでした。悔改めたとき、神はいやしてくださいました。
神は私たちがいやされることを願って、いやしの働きを行なってくださいます。では、なぜ今も私たちの中に問題や病があるのでしょう。それは、人類全体が神の意思からそれてしまったためです。
人が神の御心から大きくそれてしまい、神の御心が十分に浸透しなくなっているのです。ですから、自然のままの人間の心には神を求めていながら、従いたくないという思いが入り込んでいるのです。
聖書はそれを罪と呼んでいます。一人一人の罪のことではなく、人類全体の罪のことです。
人は罪の性質を持っているゆえに、罪を犯してしまうのです。罪を犯した時に罪びとになるのではありません。初めから罪の性質を持った罪びとである故に罪を犯してしまうのです。聖書は「全ての人は例外なく罪びとである」と言っています。(ローマ3章参照)
全ての問題の根源は神を神として崇めず、従わず、神の秩序を拒もうとする罪から来ているのです。イエス・キリストは私たちをこの罪からいやすためにこの世にきてくださり、罪を取り除くために、罪の代価を私たちに変わってご自分が負ってくださいました。
罪を取り除かれた者たちはもはや罪に支配されなくなりました。神を拒むこともなくなりました。ですから、たとえ多くの問題のただ中にあってさえも、全ての点において神の願っておられるようにいやしがもたらされるのです。
イエスのもとに来た者たちは皆いやされました。イエスのところにつれてこられた人々も同じようにいやされました。イエスはいやしを通して人々に神の愛を実感させてくださいました。
弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか。」イエスは答えられた。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現われるためです。(ヨハネ9章2、3節)
多くの場合、イエスの奇跡は人が神に近づき神を知るきっかけとなっています。病がいやされるのは確かに素晴らしいことですが、肉体がいやされることだけでは神の御心は完成しません。いやされてもやがて寿命が来て死にます。しかし、いやしを通してイエス・キリストによる罪からの救いを得るなら、神と和解して永遠のいのちを得るのです。たましいの救いは神と人との関係のいやしです。イエスはいやしを通していやし以上のもの、すなわち、人類への無限の愛を伝えておられるのです。
人々は、さまざまの病気と痛みに苦しむ病人、悪霊につかれた人、てんかん持ちや、中風の者などをみな、みもとに連れて来た。イエスは彼らをお直しになった。
(マタイ4章24節)
人々は病人や悪い霊に取り付かれていた人々をイエスのもとに連れて来ました。そしてその全ての人がいやされました。イエスはあなたをいやしてくださるだけではなく、あなたがイエスのもとに連れて来る人をもいやしてくださいます。愛する人々をイエスのもとにつれて来ようではありませんか。
毎年クリスマスには、まだ救われていない愛する人々が救われるよう、その名前を書いてハンバード牧師のもとに持って行き、一緒に心をあわせて祈ります。今年はクリスマスの期間中祈っていただくために、クリスマスの前に祈りのリクエストを持ってまいります。
いやされたい事柄や救われてほしい人の名前を書いて12月7日までに届くようお送りください。クリスマス前に持って行くためです。まず、ハンバード牧師と一緒に心を合わせて祈ります。その後はクリスマスの期間中ハンバード牧師に祈っていただきます。12月7日以後届いた場合でもすぐに航空便で送りますので、クリスマスの間ハンバード牧師に祈っていただくことが出来ます。
私たちがいやされることは神の願いです。神の御心にそった祈りは必ずきかれます。
どうかそれを信じて今すぐにペンをとり、祈りのリクエストをお書きください。私はあなたの祈りのリクエストを持って行き、そのことのためにハンバード牧師とともに祈りたいのです。
あなたは愛されています。
レックス・ハンバード世界宣教団
日本主事 桜井 剛
世界一周祈りのマラソン年11月
イギリス 人口5千900万人、クリスチャン67%
新しい目標や若者への理解が国全体に広がるよう。再び多くの宣教師が世界に送りだされるよう。
アイルランド 人口380万人、クリスチャン95%
長年の対立から開放されて、国に和解と一致がもたらされ、熱い信仰が人々の心に戻るよう。
アイスランド 人口28万人、クリスチャン96%
国民の多くが名目上のクリスチャン。犯罪や自殺が増加。人々が生きた信仰に目覚めるよう。
フェローアイランド 人口4万人、クリスチャン94%
養殖漁業が軌道に乗って国の経済が復興するよう。成長し始めた福音的な教会が大きくなるよう。
グリーンランド 人口5万6千人、クリスチャン97%
急激な近代化により不道徳、アル中、自殺、精神障害が増加。新聖書翻訳が早く完成するよう。
カナダ 人口3千200万人、クリスチャン76%
福音的な教会が衰退する一方、新福音派が伸びている。双方一致して成長し、よい証となるよう。
セントピエールミケロン 人口6600人、クリスチャン98%
タラ漁が振るわなくなった貧しい小さな島国。別の産業で経済が活性化し人々に希望が戻るよう。
キューバ 人口1千100万人、クリスチャン47%
カストロの独裁が平和的に終わり、人々に自由と繁栄が戻るよう。彼らの勤勉が報いられるよう。
ドミニカ 人口7万人、クリスチャン95%
産業はバナナの輸出のみで不安定。牧師の副業がなく生活難。国中の道徳が退廃しつつある。
ドミニカ共和国 人口850万人、クリスチャン95%
砂糖キビが富と悲劇をもたらした国。砂糖価格の世界的下落により貧困層が急増している。