祝福のメッセージ

レックス・ハンバードのテレビ番組「明日への希望」より　　

No. 200901  

永遠への希望

　イエスは私たちの良き友です。神はあなたの人生の必要が何であれ全て満たすと保証しておられます。神の保証はこの世の人生だけではなく死と永遠の世にまで及んでいるのです。

　聖書の中で、私が一番好きなところは詩篇２３篇です。

　主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
　主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
　主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
　たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
　私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。
　まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。

　あなたに与えられた神の保証はこの世と死と永遠にまで及びます。それが詩篇２３篇に記されている神の約束です。

　主は生きておられ、全てのものをお造りになった主です。天と地、太陽、月星を造った後、人間を造って命の息を吹き入れて人間を生きる者となさいました。主は創造の神です。主は命を司る神です。主は命を与え、命を支えておられる方です。しかし、詩人が言っているのはそれだけではありません。主は私の羊飼い、全ての人の第一の義務は神を個人的に知ることです。神を知る道は開かれています。神は御子イエス・キリストをくださいました。それは私たちが罪を赦されて神の子どもとされ、キリストと共に父なる神の全ての富を受け継ぐ相続人となるためです。

　神を知ることは出来ます。神はそれを御子イエスを通してあなたに保証なさったのです。人生の旅路で私たちはしばしば魂に飢え渇きを覚え、神のことばを慕います。神のことば詩篇２３篇にこうあります。

　主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。

　ちょうど羊飼いが自分の羊を緑の牧場に導きその飢えを満たし、水辺に導いて渇きを癒すように、神は何度となく私たちを神のことばに導いて、魂の飢えを満たし、聖霊の力によって私たちの渇きを癒してくださいました。

　人間の心の中には神を求めてやまない飢え渇きがあるのです。
　さらに、旅路の終わりに至っても、私たちはひとりじゃありません。
　誰でもいつかは愛する人に別れを告げなければなりません。最近、愛する人を葬ったばかりだという方もいらっしゃることでしょう。

　たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。

　イエスも「私はあなたを捨てて孤児とはしない。」と言われました。
　イエスはイースターの朝、復活して言われました。「私が生きているので、あなた方も生きるのです。」
　「この世にあってはあなたの命を支え、あなたの飢え渇きを満たし、死の間際にもあなたとともにある」と神が保証しておられます。

　死は全ての人の定めです。血肉は神の国を受け継ぐことは出来ないからです。私たちは天の不滅のものを受けるために朽ちていくこの世のものをいつかは捨てなければなりません。それが神のご計画です。誰でもです。私たちにとっては悲しみの時ですが、これこそ神のご計画がなる時です。私たちが永遠の命を受け継ぐ時です。私たちの行くところには悲しみも嘆きも涙も失望もありません。私はいつまでも主の家に住みます。とこしえに神とともに生きるのです。これがあなたに与えられた神の保証です。

　最近愛する人の死という悲しみを味わった方はこの神の約束を見上げてください。
　祈りの時を持ちましょう。神があなたの必要を満たしてくださるようお祈りいたします。

　尊き主よ。あなたを知らない人がまだたくさんいます。私たちの罪を赦し、私たちの心にお入りください。主イエスが私たちの友となってくださるように。愛する人をなくして悲しんでいる人を慰め励ましてください。祈りのリクエストを書いて、必要を言い表した方を覚えてください。霊肉共に全ての面で満たしてくださるというあなたの保証を私たちは信じます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。