レックス・ハンバード祈りの家族
357-8799 日本郵便飯能郵便局私書箱18
今年もクリスマスの日が近づいてきました。クリスマスは人類の歴史を二分する大きな出来事の起こった日です。その日は滅びへの道を進んで行く人々に大きな痛みを覚えられた創造主が行動を起こされた日です。神は人類が永遠に滅び去ることを願われなかったからです。
その日は、救い主イエス・キリストの誕生という出来事によって人類を滅びから救う最終的な計画が具体的に地上で始まったのです。それ以来キリスト教信仰が世界中に定着してくると、クリスチャンたちはその大切な日を忘れないよう、救い主の誕生を記念するようになり、いつしかそのお祝いだけが世界中で大きな出来事になってしまいました。
大切なことは、神が人類を滅びから救うためにこの世にお遣わしになったイエス・キリストがその日に、人として生まれてくださった事実です。それを私たち一人ひとりがどのように記念し、どのように祝うのかは神があなたや私に求められておられる大切なことです。それによって私たちの信仰が毎年確認され、私たちの救いが確かなものとなるからです。
クリスマスツリーもプレゼントもクリスマスのごちそうでお祝いすることも決して悪いことではありません。けれども、クリスマスに一番大切なことは、滅びに向かっている人々に救いの手を伸べるために神が行動を起こしてくださったことです。ですから、私たちも行動を起こしましょう。この日には特に、愛する人々の救いについて深く考えましょう。その人々にも救いの手が伸べられるよう祈りましょう。その人の名前を紙に書いて、その人が救いにあずかるよう祈りましょう。
神が私たちを罪と滅びの道から救うために救い主イエス・キリストをお送りくださったことに感謝して、自分自身にもイエス・キリストによる罪の赦しと救いを求めるとともに、愛する人々の救いのためにも、その人の名前を書いて、その人を思い起こしながら、その人が救われるよう心をこめて祈る時としましょう。クリスマスはそれを実行する最も良い機会です。
「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネの福音書1章9-12節)
世に来られた神の子イエス・キリストを信じて受け入れた人は誰でも救われて神に子どもとされる特権にあずかることができるのです。この救いを受け取ってほしい人の名前をいて祈るとき、その人のことを個人的に考えましょう。その人の生活、家族関係や仕事のこと、健康のこと、経済的な状況、困っていること、悩んでいること、喜んでいること、楽しんでいること、その人について出来るだけ多く思い起こし、神が働いて、魂の救いへと導いてくださるよう祈りましょう。
それはあなたがご自分のために祈るときにも役立つ祈りの方法です。具体的に紙に書いてそのために祈るのです。神は私たちが毎日体験する小さなことにも大きな関心を持ってくださいます。ですから、遠慮やためらいを捨てて真剣に祈るのです。そのような祈りは必ず答えられます。
私は長年仏教徒だった母のために7年間祈りました。7年後のイースターに母は救われて洗礼を受けました。
信じて祈るなら、神はあなたのためにも、最も良いときに最も良いことをしてくださいます。
あなたは愛されているからです。
レックス・ハンバード祈りの家族
日本主事 桜井 剛