No. 201804
日本主事から祈りの家族の皆さんへ
愛する祈りの家族の皆さん。
皆さんの祈りと慰めと励ましの言葉の数々になんと感謝したらいいのでしょう。
私は改めて祈りの家族の皆さんにこんなにも愛されていたのだということに気が付きました。私がこんなに多くの祝福と愛を受けるに値するとは思っていません。
一年ほど前、医師に私の病気は一般には治らない癌として知られている中皮腫であると宣告されたときも、私の心は平安でした。何となく「これで公平だ」と思えたのです。なぜなら、主はすでに、私の人生には過分の祝福と恵みを注いでくださっているからです。
「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」
けれども、私の場合、主は私にくださった多くの祝福された時間の中の最後のほんのわずかな部分しかお取りにはならないようです。しかも、その実行を遅らせておられるようです。私への祝福された時間はまだ続いているからです。
私への祝福は私がイエス・キリストを信じた時から始まりました。その時から私の人生は完全に変えられたのです。以前の自分を考えるととても信じられないような大きな変化です。
更に、科学者としての道を歩もうとしていた私を、伝道者への道へと導いてくださいました。献身して主に仕える決心をした時、私の人生に伝道奉仕への道が大きく開かれて、私が心から願っていたように目の前で大勢の魂がイエスを信じて救われ、本物の人生へと変えられていくのを見る特権にあずかることができたのです。こんなに大きな喜びが他にあるでしょうか。
その上、私にはすばらしい家族をはじめ、上司、同労者たち、牧師たちと主にある兄弟姉妹が与えられ、その人々を通しても、日本だけではなく多くの国々で魂が主のもとに導かれて人生が変えられていき、
聖徒たちによって受け継がれてきたイエス・キリストの福音が次の時代へとしっかり受け継がれていくのを見させていただきました。
主はこのように私の人生を全ての面において祝福してくださり、これ以上望むことはありません。
今与えられている肉体のとげも、きっと主からの恵みの一つに違いありません。なぜなら、これによって私は多くの傷ついている人や、悩み苦しんでいる人々の気持ちにより添い、それを一層身近に感じることができるようになったからです。
ですから、主にある兄弟姉妹の皆さん、私の病気にもかかわらず、また、皆さんが今直面しておられる困難にもめげず、私と共に主に感謝し、喜んでください。
主は本当に良い方です。私たちの人生にとって何が最善なのかをよく知っておられ、いつも私たちへの最善を行なってくださいます。
皆さんにも心から感謝しています。これからも、どんなことがあろうとも感謝を忘れないようにしつつ、神の国を目指してまいりましょう。
本当にありがとうございます。
皆さんの上に、神の愛、イエス・キリストの恵み、聖霊の知恵と導きがいつもありますようお祈りしています。
レックス・ハンバード祈りの家族
桜井剛