祈りの家族への手紙:2019-10

親愛なる祈りの家族の皆さん

やっと暑い夏が終わり、少しずつ良い季節になってきたと思ったら、またしても、今までになかったような大型の台風がやって来ました。あなたの地域ではいかがでしたか。

異常気象による被害は世界中で起こっています。日本もその例外ではありません。今年は最高気温が各地で何回も更新され、熱中症で何人もの方が亡くなられました。こんなことは今まであまり起きたことがありませんでした。

祈りの家族の皆さんの安全と健康をいつもお祈りしています。けれども、どうかあまり心配し過ぎないでください。どんな時にも神が私たちの味方だからです。

では、これらのことについて、どのように言えるでしょうか。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。(ローマ人への手紙8章31)

私たちがどのような問題で悩むときにも、神が私たちの味方です。自然災害であっても、健康の問題であっても、家族のことや人間関係のことであっても、また、それが自分の責任や失敗によって招いた問題であってさえも、神が私たちを見放されることはありません。

だからと言って、私たちは何をしてもいいというのではありません。自分が行なったことの結果は自分の上にやって来るからです。神がその罪をお赦しくださったとしても、罪の結果として起こることは、直接的にも、間接的にも、必ず私たち自身の上にやってくるのです。

私たちが不摂生な生活を続けていれば健康を害して、やがては病気になるでしょう。

たとえ神の大きな憐れみによって、その病気が癒されたとしても、それを教訓にして不摂生な生活を改めて、病気にならないよう努力することは私たちの責任です。

神は私たちが怠け者になるのを願ってはおられません。私たちを正しい態度へと導いて、大きくても、小さくても、神の栄光を現わす器となれるよう導いてくださっているのです。

 ですから、私たちが祈る時には、赤ん坊のように何もかもやっていただくのではなく、成長して、神の助けによって、地上において神の栄光を現わすことができるような人生となるよう祈ろうではありませんか。私たちには手に負えない、私たちの力ではどうにもならないことが必ずあります。その時には神が必ず私たちを助けてくださいます。神はいつでもその用意をしてくださっているからです。

私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。

(ローマ人への手紙8章32節)

神は最も大切なご自分の独り子イエスさえも、私たちのためにお与えになったのですからそれ以外のものも私たちに与えてくださらないはずがありません。ですから何事につけても、今与えられているものに感謝して、神の栄光のためにそれを十分に活用しましょう。そうすれば、神はあなたにもっと多くのことを任せてくださいます。困難があるなら、まず祈りましょう。切に祈った後には、神が味方となって、困難から救い出してくださるという確信が持てるようになります。

祈ったら全てを主にお任せして、安心していましょう。主はあなたが平安と喜びに満たされていることを一番願っておられるからです。まだ起きてもいないことを心配したり、自分の力で何とかしなければと焦ったり慌てたりする前に、まず神の前に全てを差し出して、主に感謝し、主をほめたたえましょう。そうすれば、あなたの全ての問題は神のものとなり、神の平安があなたを支配してくれます。全ての恵みを十分に喜び、楽しみつつ、恐れなく自分に与えられた力を適切に十分発揮できるようになります。

あなたが健やかであって、どんなことがやって来ても、平安と喜びに満たされていること、それが、いつまでも変わることのない神の御心だからです。

愛する者よ。あなたのたましいが幸いを得ているように、あなたがすべての点で幸いを得、また健康であるように祈ります。(ヨハネの第三の手紙一章二節)

今月も、主イエス・キリストを仰ぎ見つつ、日々恐れなく歩むなら、あなたの人生はきっと素晴らしいものになることでしょう。

あなたは愛されています。

レックス・ハンバード祈りの家族
桜井剛