祈りの家族への手紙:2020-03

レックス・ハンバード祈りの家族

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 信仰がその扉を開きます

親愛なる祈りの家族の皆様

 コロナ・ウイルスによる感染症が世界中で大きな問題になって、人々を恐れさせています。人類は歴史上何度となく、もっとひどい伝染病と戦ってきました。当時の医学の知識をせいいっぱい活用して、防ぐことと治療することに努めました。それによって医学も進歩しました。

 医学は今回の戦いにもきっと勝利することでしょう。その過程で、失敗からも多くのことを学び、より良い医療や制度を造れるかもしれません。その時まで、周りの不安の渦に巻き込まれることなく、前向きに生きることにしましょう。

 恐れなくてもいいということではありません。むやみに恐れなくてもよいということです。常に言われている、マスク、手洗い、人込みを避ける、というやるべきことをやって身を守り、後は全てを支配しておられる神にお任せして、平安を持ち続けましょう。この危機にあたり神が皆さんの心と体を守ってくださるように私は毎日お祈りしています。大丈夫です。私たちの神にはその力がおありになるからです。

 何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ人への手紙4章6、7節)

 神を信じる者に与えられている平安は、嫌なことが何も起こらない時の平安ではありません。問題が起こった時にこそ、あなたの心を満たして、勝利する力が与えられる平安です。

 わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。(ヨハネの福音書14章27節)

 罪深い人間が住んでいるこの地上に生きているのですから、必ず問題は起こります。

 けれども、心配しないでください。いつくしみ深い天の父なる神が私たちを見守っておられるからです。問題のある所には神の助けもそこに満ち溢れ、どんな時も必ず、主の助けがあることを信じましょう。そうでなければ、私たちはとっくの昔に皆、地球上から滅び去っていたことでしょう。今も生かされているのは神の恵み以外にありません。

 罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました。ローマ人への手紙5章20節)

 この「罪」という言葉に、今あなたの心にある問題をあてはめてもう一度じっくり読んでみてください。例えば、ウイルスの不安、病気の苦しみ、経済的行き詰まり、家族や人間関係の悩み、死の恐怖・・・などです。私たちの問題は、神の恵みを経験するためのチャンスになり得るのです。「心配事をあげなさい」と言われたらきりがありませんね。では、そのためにあなたにできることは何ですか。もし、できることがあるなら、それを精いっぱい実行しましょう。多くの場合、何もできないのです。

 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、少しでも自分のいのちを延ばすことができるでしょうか。(マタイの福音書6章27節)

 だから神を信頼して祈りましょう。人は弱く、一人では心細いものです。共に祈りましょう。まず、祈りのリクエストを書いてお送りください。そして、ご自分でも共に祈ってくれる人々の姿を思い描きながら、祈りの時を持ってください。私は朝起きたらすぐ祈ることにしていますが、それぞれ事情があると思います。神はそれもご存知です。言い訳をする必要はありませんし、短い時間でもかまいません。神はあなたの真剣な心を見ておられます。祈りは、神へのあなたの気持ちの現れです。義務でも律法でもありません。

 もうすでに、それを実行しておられる方も大勢おられます。どうか続けてください。イエスも一緒にそこにいてくださいます。イエスは言われました。

 二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです。(マタイの福音書18章20節)

 私たちは祈りの家族です。もう一人で悩んだり心配したりする必要はありません。どんなときにも、祈り合い、励まし合い助け合って、神を信頼しつつ、主の再臨の時まで、日々を楽しく生きてまいりましょう。

あなたは愛されています。

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桜井 剛

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